鉄瓶で鉄分を摂る。

以前、鉄の製品をご紹介する記事を書きました。

 

南部鉄器の鉄製品には、いくつかの種類があります。

 

  • 鉄瓶(てつびん)
  • 鉄玉子(てつたまご)
  • 鉄のフライパン
  • 鉄の鍋

 

今回は、鉄分補給の味方である南部鉄器の製品を、

 

私が買った鉄製品の中でも

 

南部鉄器の「鉄瓶」(てつびん)

 

を改めてご紹介しようと思います。

 

【南部鉄器】の鉄瓶(てつびん)

鉄瓶の開封写真

 

使い方は、お湯を沸かす「やかん」と同じですが、材質に【鉄】を使っているのが特徴です。

 

鉄瓶でお湯をわかすと、鉄分が微量にお湯に溶け出すような製法(南部鉄器の場合)で作られていますので、

 

鉄分をとるためにはとても良いとされています。

 

(鉄瓶だけでなく、鉄製のフライパンや鍋も同じように鉄分が微量に溶け出すと言われています。)

 

実際に沸かしたお湯は、口あたりがまろやかに感じました。

 

 

それから、厚みがあるのでとても重たいです。

 

 

0.8Lの鉄瓶だとマグカップ3杯分くらいの量。

★底の直径が小さめの形が可愛い鉄瓶①「胡桃」

私が購入して使っているサイズの鉄瓶は 0.8L のものです
 
0.8Lサイズの鉄瓶ですと、水を1回沸かしたら、マグカップ約3杯分くらいの量が飲めます。
 
1人でも、一度にたくさんお湯を沸かしておきたいなら、もう少し容量があってもいいかなと思います。
 
毎回、鉄瓶でちょこちょこ沸かして飲む量なら1人にはちょうどいいサイズ
 
それから、この鉄瓶の底の直径が7㎝と小さいので、ガスコンロの五徳の形によっては収まらなくてグラグラすることもあります(のちほど詳しく説明しています)。

 

 

★底の直径が小さめの形が可愛い鉄瓶②「手毬」

この「手毬」の鉄瓶(0.9L)は、私が持っている「胡桃」とデザインが似ていて、最後までどっちを買おうか迷っっていた鉄瓶です。

 

こちらも可愛い。

 

0.8Lが3杯分でしたので、0.9Lは少し多めの3~4杯分くらいが1回で沸かせる量かなと思います。

 

 

こちらも、鉄瓶の底の直径が小さめです。

 

ガスコンロの五徳の形によっては、収まらなくてグラグラしやすいかもしれません。

 

 

★底の直径が小さすぎない形

私がもし次に鉄瓶を購入するのなら、こういった底の方が安定している形を選ぶと思います。
 
鉄瓶の底の形がすぼまりすぎていなくて真ん丸よりは安定していそうな形です。
 
これなら、ガスコンロの五徳の足も届いてグラつきにくそうです。
 
容量も1Lとすこし多いタイプ。
 
1度にマグカップ5杯くらいの量のお湯が沸かせると思います。
 
1人でもたくさん飲む方や、2人用にもちょうどいいサイズです。

 
 

鉄瓶のお手入れ

鉄瓶の開封写真

  1. 中身が残っていたら捨てるか、保温瓶などに移して鉄瓶の中を空にします。
  2. 鉄瓶を火にかけて、空焚きします。
  3. 全ての水分が蒸発したら、熱を冷ますために、そのまま放置しておきます。

これで完了です。

 

実際に行ってみると意外と簡単です。

 

手を保護する厚めのミトンを両手で使って、やけどに注意しましょう!(蓋を押さえるにも使います)
 

鉄瓶を使うときの錆びないポイント

中に水分が残ったまま長時間放置しないことです。

 

すぐに使わないときは、最後に、空焚きをして水分を飛ばしておきましょう。

 

長時間なかに水を入れっぱなしにしていたり、水分を付けたままにしていると、錆が出てきてしまいますので注意が必要です。

 

 

鉄瓶を使うときの注意!【ミトンは必須】

鉄瓶と一緒に買ったミトンの写真

鉄瓶の持ち手の取っ手が、鉄でできていると、持ち手の部分までとても熱~くなります。

 

だいたいの製品がすべて鉄で作られていることが多いです。

 

取っ手が鉄の場合、必ず手を保護する厚めのミトンが両方必要です。

 

お湯を注ぐときには、本当にやけどに注意!です。

 

持ち手の他に、にも注意です。

 

鉄瓶を傾けると、傾ける角度に寄りますが、蓋が落ちてくることもあります。

 

お湯を注ぐときは、必ず両手にミトンなどを使って、片手で取ってを持ち、もう片方の手で蓋を抑えるようにしましょう。

 

 

火にかけた後の鉄瓶はすべてが熱いのはもちろんのことですが、注ぐときの湯気も熱すぎるので気を付けてください。

 

沸騰した直後にお湯を別の容器に移すと沸騰したお湯が飛び出してきて危ないので、私は火を止めてから数分間放置してから注ぐようにしています。

 

湯気でもやけどをしないように、気を付けることも忘れないでくださいね。

 

鉄瓶の形で購入したら残念だったところ【そこの面積がせまい】

鉄瓶の開封写真

写真は、私が買った鉄瓶なのですが、残念だったところが1つありました。

 

それは、底の面積が小さいサイズの鉄瓶を買ってしまったことです(直径7㎝)。

 

私の家は、ガスコンロを使っています。

 

そのコンロの五徳に乗せると、不安定でグラつくくらい、底の面積が小さめだったんです…。

 

五徳に何とか収まっている状態です。

 

 

 

「胡桃」という商品で、丸くて小ぶりなデザインが気に入って買たのっですが、使いやすさを重視して買えばよかったなと少し後悔しました。

 

今でも、デザインはとてもお気に入りなのですが、何と言っても危ない!

 

沸騰中に倒れたら、熱々のお湯がとんできます…。

 

 

 

真ん丸な形ですので、コロンと転げ落ちてこないかと心配になることもあります。

 

ですので、鉄瓶を火をかけているときは、なるべく鉄瓶よりも離れた場所にいるように気を付けています。

 

もしも、地震が突然来たらと考えると、危ないですよね…。

 

 

 

形に比例して、そこの面積も狭いのはしかたありません。

 

それでも、買ってしまったんだし、「底が小さめ」以外は、気に入っているので、何とか使える方法を考えました。

 

 

その結果、

 

鉄瓶を沸かすときだけ、「エスプレッソ用の五徳に乗せるステンレス」をコンロの五徳にのせて、その上に鉄瓶を置いて火にかけています。

 

 

鉄製のミニ五徳 を買ったけど使えなかった…。

五徳の写真1

エスプレッソ用のステンレスを使っていましたが、どうしても鉄瓶の重さにグラついて心もとなかったので買ってみました。

 

ガスコンロを使っていて、鉄瓶がコンロの五徳よりも小さいときに追加で使いたい、鉄製のミニサイズの五徳。

 

 

鉄瓶は重さがあるので、こういった重さに耐えられるしっかりした五徳を置いたうえで鉄瓶を使用したいところです。

 

 

鉄製でしっかりしていて、質感もマットでちょっとおしゃれな感じの五徳だなと思いました。

 

五徳の写真3

 

底の面積が小さい鉄瓶は、問題なく乗りました!

 

しかし、

 

コンロにはハマらなかった…。

 

私の五徳のアームは6個ありましたが、この「ミニ五徳」は残念ながらきちんとハマりませんでした。

歯車の凹みの間隔が合わなかったみたいです。

今回は買って失敗でした…。

 

家のコンロの五徳のアームが、4つなら使えると思いますが、歯車の間隔でハマらないこともあります。

 

よく確認してからご購入してくださいね。

 

またしばらくは、エスプレッソ用のステンレスを五徳に乗せて使うことにします。

 

 
 
ー追記ー
2023年。
今は、2つを重ねて使っています。
五徳重ねた写真
こんな感じに。
 
五徳重ねた写真
完全ではないけどハマっている。
 
五徳重ねた写真
安定はそこそこですが、ないよりは安心です。
 
ー追記終わりー

 

鉄瓶を購入で気を付けたいところ

ガスコンロの場合

鉄瓶を購入するとき、もしガスコンロをお使いの場合、ガスコンロの五徳の上に鉄瓶のを乗せても、グラつかないくらいに底の直径がある製品をおすすめします。

 

五徳より鉄瓶の底の直径が小さいと、ごたくに乗らずにグラグラして危険です。

 

 

私のように、小さな鉄瓶を購入して、ステンレスの五徳を追加する方法もありますが、

 

鉄瓶は重さがあるので、追加する五徳によってはまだ不安定だったりします。

 

 

とくにガスコンロで鉄瓶つかうのでしたら、底が広めで安定しているものを選ぶことをおすすめします。

 

 

また、容量が多くなるほど鉄瓶のサイズが大きくります。

 

形によっては、底の面積も大きくなっていくと思いますので、よく確認してみると良いと思います。

 

 

鉄瓶を使うメリット

  • 鉄分が摂れる
  • 長く使えるので経済的
  • 割れにくい
  • こびりつきにくい(たわしでこすると取れる)

などがあります。

 

鉄瓶を使うデメリット

  • お手入れがある
  • 重い
  • 取っ手や蓋まで熱くなる(取っ手や蓋も鉄の場合)
  • 金額が少し高め

 

鉄瓶はお湯を沸かすだけなので、いちばん使いやすいかなと思いました。

 

やかん代わりとしても使えます。

 

 

使いやすさとは、使う頻度が高いことにも繋がるのかなと思いました。

 

使う頻度も、物によって、人それぞれです。

 

どれを買おうかなぁ…と迷っている方は、

 

「キッチンではどれを良く使うかな?」と振り返ってみて、購入するのもいいと思います。

 

 

鉄製品の比較記事はこちら≫≫【南部鉄器で鉄分補給】キッチンで使用できる鉄製品をご紹介します。

 

鉄分が摂れるレシピ本の紹介の記事はこちら≫≫料理が苦手でも始めやすい!鉄分豊富な食材や活用方法が満載の鉄分レシピ本

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