鉄欠乏性貧血がひどかったときにあった辛い貧血の症状と貧血の経緯

私が貧血の時にあった症状を、思い出してみました。

 

そうしたら、11個もの症状が出てきて、こんなにあったんだと驚きました。

 

思い出した症状を以下に書きましたので参考にしてみてください。

 

私が貧血だったときにあった症状

  • 疲れやすい
  • 身体がえらくてすぐに横になりたくなる
  • 集中力が足りなく、気が散漫になりやすい(長いこと机に向かうことができない)
  • やりたいことがあっても、やる気が出なくて、やりたいことにも手がつかない
  • 外出も億劫になり時間ギリギリまで横になっている
  • 昼間からたってられないほどの睡魔に悩まされている
  • 少し動くだけでも息が荒くなる
  • 頭がボーッとして、回ってない感じが常にある
  • 顔色が悪く土色に見える
  • 飴を舐めてもすぐに砕いてしまう
  • 氷を噛み砕いてしまう
  • お酢が喉にしみる (黒酢とか飲めない)
  • 水分を取っても、口の中が熱くて無駄に水分を取ってしまう

 

以上のような症状が、日常的にありました。

 

体質だと思っていたので、悩んでいるというより、「しょうがない」とあきらめていました。

 

これらの症状がもしあったとしたら、それは貧血の症状かも知れません。

鉄不足が原因で、表面的に表れたと感じたこと

先にあげた症状以外に、鉄不足が原因で、表面的に表れたと感じたことを、以下に3つ出してみました。

 

  • シミができやすくなる

 かすかに見えていたシミが、実際に濃く浮き上がってきた。

  •  爪が割れやすくなる

 伸ばしているとすぐに割れてきました。

  • 髪の毛がぱさぱさ

 つやがなくなってきた気がしました。

 

以上の、表面的なことについては、鉄分の不足だけが原因とは限りません。

 

その当時は、食事からの栄養が不足していたり、肌のお手入れを怠っていたり、ストレスで不安な生活をしていたことが合わさって、関係していたのだと思います。

 

しかし、鉄分を取り続けてよくなったと実感したことは、爪が割れにくくなったことです。

 

鉄不足も、少しは関係していると思っています。

貧血の症状が出てきたとき

20代前半、先にあげた症状があること以外は健康だったため、すべては体質だから仕方ないと思い込んであきらめて過ごしていました。

 

特に酷かった症状は、仕事中に立っていられないほどの強い眠気がくることでした。午前中でも後でも関係なく悩まされていました。

 

あまりにも睡魔が強くて、睡魔に勝てそうにないため、いつも用事で席を離れる素振りをして、誰も来ないような廊下の奥で壁を支えにしゃがみ込み、数分間目を閉じて休むことをして乗り切っていました。

 

友人に話すと、「その症状は絶対に貧血だよ!」と、実は教えてくれていたんです。

 

でもそのときの私は、

「貧血?」

 

「なにそれ?」

 

「聞いたことはあるけど、たぶん私の症状は貧血とは違うかなぁ…ただの体質だと思う。」

 

「仕方ない事なんだよね…」

くらいにしか思っていませんでした。

 

結局は友人の言う通りで、数年後に自分が貧血だと知ることになりました。

 

後悔しても貴重な過去は戻ってきません。

 

当時は、貧血と聞いてもピンとこなかったのと、原因不明の症状を体質だと思い込んでいたので、まさか貧血という病気だとは疑いませんでした。

 

放置してしまった残念な原因は、社会人になってから、健康診断に行ったことがなく、知る機会がなかったことでした。

 

もっと早く知れたはずなのに、チャンスを受け取れなかったのは、視野が狭く思い込みが激しくただの情報収集不足です。 

 

貧血の種類が「鉄欠乏性貧血」と診断されたとき

私が貧血だと初めて知ったのは、20代後半でした。

 

先輩の助言から、7年も経っていました。

 

知ったきっかけは、社会人になってから初めて受けた、健康診断でした。

 

健康診断の血液検査で貧血に引っかかり、要精密検査と診断されました。

 

精密検査の結果、貧血の種類は「鉄欠乏性貧血」でした。

 

それからは治療のために鉄剤を飲み、定期的に病院に通いました。

 

ですが、私の場合は、病院での治療で出される鉄の錠剤がネックになったので、改善するまでは7年という長い時間かかりました。

 

昔から、鉄の錠剤に限らず、錠剤という固形の薬を飲み込むのが苦手でした。

 

喉につっかえて、頑張ってもタイミングが悪く喉を通らないから、何分もかかってようやく飲み込むこともありますし、口のなかで錠剤が溶けてしまい、吐き出すしかなくなったりと、苦労していました。

 

空腹の時に鉄剤を飲んでしまい、気持ち悪さで朝までうなって耐えた経験もあり、鉄剤への抵抗が今も残っています。

 

なかなか病院通いも薬も続かず、休止したり再開したりをを繰り返していました。

 

2018年の末頃、生命保険の見直しをすることにしました。

 

その時に、診断書が必要で、貧血の数値が9.6以上ないと普通には契約できないと言われました。

 

その時の数値は8.0でした。

 

まさか、数値が満たないから契約できないとは思いませんでした。

 

それから、また治療を頑張らないといけないという気持ちになりました。

 

 

(結局このあと、通うのが億劫になったのと、薬が嫌だったので、「フローラディクス」という鉄分サプリのドリンクを探しだし、半年くらい飲み続けることになりました。

病院通いをまた中断してしまっています…。体調がすぐれないときもあるので、なかなか通うというのを続けるのは難しい…。)

 

血液検査で数値が正常値になったとき

2018年の健康診断で、なんとか数値を正常値まであげることができました。 

私は、自力で治そうとして、鉄分サプリメントのドリンクを飲み続けてましたが、治療が必要な方はきちんとお医者さんに相談していただくことをおすすめします。

数値は正常範囲内になりましたが、医師の判断は、精密検査は不要だけどまだ1年間は「要注意」とのことです。

 

初めて「貧血」と知ってから少しよくなるまでに、さらに7年もの時間が経ってしまいました。

 

そのあとは、自然と鉄分サプリを飲んだり、飲まなかったりをくりかえしていました。

 

それから一年後の健康診断では、初めて「異常なし」という結果が出ました。

 

数値が「12」と、正常の値まで上がっていました。

このときも、健康診断の前に、集中して鉄分サプリメントのドリンクをを摂っていたためです。

このときは、精密検査はしていないので、体の中の鉄分の蓄えがどのくらいあるかは分かりませんが、数値が上がっているため、7年前に比べたら、だいぶ症状は軽くなり、すごしやすくなりました。

 

私は、錠剤が苦手なので、途中から病院に通ってはいませんでしたので、たまたま健康診断の前に、集中的に鉄分を取っていたから、平均の数値がでたのかもしれません。

 

根本的には治ってるはずがないですよね。

 

ですので、今でも完全に完治はしてないです…。

 

良くなったと思って、今までと同じくあまり何もしないでいでたので、また貧血気味になってしまいました。

 

鉄分の貯蓄がもともと少ないと、表面上の数値が正常でも、ほおっておくとすぐに、また貧血気味に戻ってしまいますね。

 

ですので、貧血とは長く付き合っていかなけらばならないと感じています。

 

薬を卒業した後には、生活の中で、今までとは違う鉄分を補える食事に変えていくなど、努力が必要だと感じています。

 

鉄分は取りすぎてもいけないので、難しいです。

 

病院で検査を定期的にしながら、医師と相談して治療を進めていくのが、がいちばん早く良くする方法だと思います。

 

ぜひ、相談できて、通えそうだなと思えるお医者さんと病院を探してみてください。

 

 

私は、今現在、病院に通っています。

 

血液検査を一年ぶりにしてもらったら、フェリチンの値が少なかったので、貧血の薬を少しづつ飲んでいます。

 

サプリメントなどは、補助的なものなので、治療するなら薬を飲むしかありません。

 

病院で処方してもらう鉄剤は、なかなか飲み込めないくらい大きい錠剤だなと、いつも思います…。

 

今は、食事の際、ご飯をに見込むときに、ご飯のかたまりと一緒に飲み込むことにしています。

 

工夫しないと飲み込めないので苦労しますが、いちばんの良くなる近道と思って、数値が正常になって医師から大丈夫という言葉があるまでは頑張って続けます。

 

貧血なか?と思ったら病院での治療が大事

私の周りにも、長いこと貧血で悩んでいる女性がいます。

 

その方は、昔、助言してくれた先輩です。

 

ご自身も同じ症状があって、貧血と知っていたから、教えてくれていたんです。

 

貧血は、数値が正常範囲内になれば、完治したというものではありません。

 

体調によって、鉄分がたくさんなくなる時もあります。

 

ですので、継続的に鉄分を摂取し続けないと、またすぐに戻ってしまします。

 

簡単には治らないし、放っておくとその分、改善させるのにも時間がかかります。

 

私は、病院への通院が続けられなくて、途中でやめてしまうことも何回かありました。

 

しかし、長引かせるとそ間、日常生活や美容にも影響を及ぼします。

 

貧血かな?と気になったら、まずは病院に行って血液検査をすることをおすすめします。 

 

内科、血液内科、皮膚科、健康診断を受けている病院などで、検査をしてもらえます。

 

貧血なのか、そうでないのかの結果が、最初の血液検査でわかります。

 

貧血と診断された方は、精密検査が必要です。

 

精密検査結果では、貧血の種類や、詳しい数値がわかります。

 

病院にもよりますが、詳しい結果が当日知れるところもありますし、後日、結果を聞きに行くところもあります。

 

健康診断で引っかかった場合は、改めて採血が必要になるかもしれません。

 

まずは今の状態を知ることが優先です。

 

治療をする場合は、改善するまで続けることも大事です。

 

それにくわえて、家庭の生活のなかでも、鉄分を摂取するよう心がけるようにすると、もっといいと思います。

 

本やインターネットで調べて、簡単そうな方法でを生活に取り入れています。

 

私ははめんどくさがりな性格なので、毎日続けることがなかなかできません。

 

そんなずぼらな私でも、毎日ではありませんが年単位で見ると、なんとか続いています。

 

少し貧血だとわかっているいるけど、治療するほどの数値ではないとき。

 

現在治療をしていても、「日々の生活のなかで」貧血の対策したいというとき。

 

実際に私が取り入れている方法や感想などを、他の記事でも書いていますので、よかったら見てみてください。

≫≫≫【南部鉄器で鉄分補給】キッチンで使用できる鉄製品をご紹介します。

≫≫≫「貧血の症状を知りたい」という方におすすめの読みやすい本をご紹介

≫≫≫鉄欠乏性貧血の治療に通い続けるために大事だと思った病院の選び方。

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