検査が初めてでも理解しやすいと思った【機械図面】【ゲージ・治具の図面】の見方の本などをご紹介。

私が検査の仕事から離れて、2年が経とうとしています。

 

わずか半年間でしたが、金属加工の検査員をしていました。

 

金属加工に関わる仕事をされているなら、理解度の深さは、部署にもよりますが、

 

図面の読み方の理解は、設計、検査、加工の職種以外でも事務職、営業職の方でも、知っていて損はないのかなと思います。

 

金属加工の検査員として、半年関わったのですが、ほぼ初心者レベルだったからこそ分かる読みやすいと思った図面の本を紹介します。

 

また、急に図面を理解する知識が必要になったというときでも、図面の読み方の本は、「どれを選べばいいのか?」と迷いますよね。

 

私は、転職が決まったとき、2万円くらいの本を買い込みました。

機械検査のために買った本の写真

 

しかし、会社に入る前に頑張って読んでみても、頭になほとんど入ってきません…。

 

いざ、実践に入りましたが、最初に研修なんてなく、実務を通して教わる形でした。

 

でも、実務をしながらだと、納期に間に合わないこと多く、現実はゆっくり教わることなんてとうてい無理なこと…。

 

「資格をとってください。」と会社からいわれていたのですが、

 

上司のお話では、試験のために実務の練習の時間を取れないのが現状…」ということでした。

 

そのとき、合格するのは難しい道なんだな…感じてしまいました。

 

 

ちなみに、この時の前の仕事も検査でした。

 

6年間自動車部品の検査員として勤務していたので、検査の仕事は、全くの未経験ではありません。

 

 

しかし、自動車部品1つと金属の検査では、違いが大きすぎました。

 

扱う少数点の単位から、使う測定具、すべてが違います。

 

なので、ほぼ初心者みたいな感覚でした。

 

精密機器の測定検査を半年間してきて、ほぼ未経験な状態で苦労してきた経験から、その時に読んでいた本はいつか紹介したいなぁと思っていたのすが、

 

私自身、会社もその職種の検査も辞めてしまったので、今さら本を紹介するって「どうなのかな?」って自問自答してきました…。

 

このままだと、どんどん月日は過ぎていくだけです。

 

ですので、今回やっと、実際に読んでいた本と、私が購入した本とを合わせて紹介したいと思います。

 

 

機械検査にはじめて携わるかた方、機械部品の製造部門に入ったばっかりといに、に、私が実際に苦戦した時に読んで分かりやすいと思った図面の読み方の本と、検査道具の使い方の本を紹介します。

 

 

機械検査にはじめて携わる方、機械部品の製造部門に入ったばっかりという方に、私が実際に苦戦した時に読んで分かりやすいと思った図面の読み方の本と、検査道具の使い方の本を紹介します。

 

 

現場でも実務で教わるので、わざわざ自主的に本を買って読んでる方は少ないと思いますが、製造部門や加工現場で実際に加工をされる新人の方にも、十分に役立つ本だと思います。

 

目次

【図面の読み方】編

はじめてでもよくわかる!図面の読み方 (日本語) 単行本 

著者  

発売日

2019/10/30

出版社  

文字が大き目で解説図も大きくて見やすく、全体的に目にやさしく読みやすい構成と余白です。

 

初心者にも分かりやすい言葉を書かれているので理解しやすかったです。

 

はめあいの公差等級の表、穴の許容差の表、軸の許容差の表、材料記号、溶接記号も載っています。

 

巻末には、実際に現場で使用するような図面の実例が載っています。

 

これ一冊で、検査に必要な情報を一通り広く知ることができるので、本当に初めて図面の読み方を勉強するときに手に取りたい本です。
 
現場での実践とともに、この本を開くと、あいまいだった箇所の理解がより一層深まると思います。
 
かけだしの検査員の方、製造者の方にもおすすめです。
 
 

図面の読み方がやさしくわかる本 単行本 

著者 飯島晃良
発売日

2010年7月30日

出版社 成美堂出版

「はじめてでもよくわかる!図面の読み方 」と同じく、検査員なら知っておきたい情報を一通り知ることができる、初心者向けの優しい本。

 

特に、図面の種類や図面用紙の構成の解説が詳しく載っています。

 

図面の枚数が1枚だけでなく、たくさんあって理解に困っていた私は、この本に助けられました。

 

「図面から立体をイメージする」という章では、簡単な図形をモデルに、紙の2次元から立体の3次元に図形を起こしていく見方も学べます。

 

問題も少しだけ付いているので理解も試せます。

 

紙の図面ではの見えない形の部分がどうなっているのか?を何となくではなく、きちんとして理由をもって想像す力を付けることができます。

 

他にも、実践でつまずいていた座ぐりや深ぐりの見方も載っていたりして、私は実務を通してこの本のお世話になりました。

 

こちらの本も、現場での実践とともに読むとさらに理解が深まる内容です。
 

図面を読みながら検査をしていく検査員にとっては、この本は必須に近いのではないかと思います。

 

図面を読む力がまだない初心者の機械検査員の方、機械設計者の方に、おすすめな本です。

 

 

図面って、どない読むねん! LEVEL 00 第2版―現場設計者が教える図面を読みとるテクニック― (日本語) 単行本 

著者 山田学

発売日

2020年7年29日
出版社 日刊工業新聞社

このシリーズはたくさん出ていますが、現場設計者の方が書かれたシリーズ本の一冊です。

 

表紙の大阪弁が印象的。

 

私が転職して数カ月たった時に、中古で買った本です。

 

もう少し、理解を深めたいというより、「もうちょっと難しいことを知りたいな…」なんてちょっと背伸びしていた頃のこと…。

 

上級者向けにかなと思ったのですが、半年間検査員として現場で学んでいた私でも、しりたい内容を見つけることができました。

 

基本的なことから、実践で役に立ちそうなことまで、一歩踏み込んで書かれている内容の本です。

 

「機械図面に使う平面の投影法」とかもあって、読み方だけでなく図面の折り方なども丁寧に載っていました。

 

図面のサイズはA0~A3まであり、サイズによっても折り方は違ってきます。

 

設計の方に折る方法を直接教えてもらったけど、なかなか一回では覚えられなくて…この本は復習にもなりました。

 

実践的な現場でかなり役に立つ本です。

 

例えは、等間隔に配置冴えた穴を検査する図面の指示。

 

実際に直面しましたが、これを見て図面の指示を理解しました。

 

材質の記号について詳しくかいてある章があり、図面に表記されているままの、材質の表記や、その意味についても詳しく知れます。

 

実務者の声というコーナーもたまに出てきて、参考になります。

 

現場で活躍する機械設計者、製造者、検査員の方、すべてにおすすめです。

 

 

【製図用語・記号・設計】編

機械製図用語集

著者 パワー社出版部 
発売日
1985年7月1日
出版社
パワー社
持ち運びもしやすい小さいサイズの本。
 
記号の種類と名前と用途を知る、というよりも、
 
図面記号の用語に対する詳しい解説や用法を知るという内容の本です。
 
図面のサイズの見方などの図面の様式から、寸法記号、寸歩公差はめあい、幾可公差、穴と軸、面の肌の指示記号、
 
丸物・角物、ネジ、ばね、歯車、金属材料の記号の読み方など、機械検査の図面で使用される用語について詳しく書かれた本です。
 
用語(英語表記もある)と、その用語の意味が図で表されています。
 
一冊丸々機械製図用語集なので、内容的は盛沢山です。
 
用語を見たあとに横の図を見ると「そういうことか!」と用語の意味が理解できるので、機械検査としても、すごく役に立つ内容でした。

 
製図をする設計者だけでなく、私みたいに製図の勉強をほとんどしたことがない機械検査員の方や、図面を見て製作をする製造者の方にもおすすめです。
 
サイズはコンパクト、簡潔にサッと開いてみることができるので、辞書的な使い方もできますよ。
 
 

製図記号〈全科〉―機械・電気・情報・建築・土木・化学 

著者 パワー社出版部 
発売日
2000年1月1日
出版社
パワー社
機械製図用語集とおなじ、持ち運びもしやすい小さいサイズの本。
 
こちらは、機械図面で使用される記号について知れる内容です。
 
機械だけでなく、全科があつまっているので必要な機械のページは一部です。
 
図面の様式全般、例えば図面のサイズの記号、線の種類の記号、寸法補助記号、公差の記号など。
 
あくまでも、知りたい線の種類、その線の名前、その線の用途、のように記号について分かるようになっています。
 
図面を見たときに、「この記号の読み方と意味って何だろう?」というときに役に立つ本です。
 
 

はじめての治具設計 

著者 西村 仁
発売日
2020年1月7日
出版社
日刊工業新聞社

検査員として必要な本を探しに行ったのですが、転職先が治具(ゲージ)を作っている会社ということもあって、この本も一緒に買いました。

 

治具を初めて設計する方向けに書かれた本でが、検査員だった私が読んでも理解できることも多く、学びながら楽しいなぁと思えるような内容でした。

 

位置決めの基本から、固定の基本、固定具の種類、ネジの活用やネジのこと全般、治具設計で使う部品についてや、測定の基礎など、治具設計に必要なことが書かれています。

 

作業環境の整え方や、段取りの改善方法なども書かれていて、「どうしたらもっとよくなるのか?」という考え方は、どんな仕事でも参考に出来る部分だなと思いました。

 

全体的に図での解説が多くて、読みやすかったです。

 

とくに、ネジのページの図や解説は、実践での理解の助けになりました。

 

はじめて治具の設計に携わる方だけでなく、はじめて治具を製作する方、はじめて治具の検査員をするという方でも、学べることがある本です。

 

【測定工具・測定器】編

長さ測定べからず集 (日本語) 単行本

著者 ミツトヨ計測学院
発売日

2014年5月24日

出版社

日本能率協会マネジメントセンター

会社に入って実務をしていくうちに、上司に勧められた本(これは会社で読んだ本)です。

 

この本は、マイクロメータやノギス、その他の測定具を使うときに気を付けなければいけない「こんな扱いはしてはダメですよ」ということが、挿絵とともに分かりやすく書かれています。

 

忙しい現場では、測定具について詳しくすべてを教えてもらえる訳ではありません。

 

私も、この本を読んで「そうだったんだ~」って、初めて知ったこともあって勉強になりました。

 

これから測定具を使うというときに、おすすめの本です。

 

測定具の取り扱いについては、最初に知っておいた方が、測定具を傷めないためにもいいですよね。

 

本のサイズは小さめで、鞄にも入るので持ち運びも楽です。

 

目で見てわかる測定工具の使い方 (Visual Books) (日本語) 単行本 

著者 河合 利秀
発売日

2008年3月1日

出版社
日刊工業新聞社

私が、いちばん読みやすくて理解しやすかった測定工具の本です。

 

ノギス、マイクロメーター、ダイヤルゲージ、定盤・ハイトゲージ、ブロックゲージのリンキング方法など、機械検査員として使用する基本的測定工具について、基礎的な知識から基礎的な測定方法を写真と解説で分かりやすく学べます。

 

1つの測定工具に対して、紹介している内容がとても充実しているなあと思いました。

 

例えば「ノギス」だったら、種類・各部の名称・測り方・メモリの読み方・注意点・お手入れと校正方法・ポイント・実践、などなど。

 

実際に測定している場面の写真と一緒に解説も付いています。

 

他にも、水準器、サインバー、プロトラクター、あてるゲージ類(Rゲージやシクネスゲージ)、限界ゲージ、トルクレンチなども、巻末の方に少しだけですが紹介されています。

 

本の中の用紙はすべて白黒印刷ですが、写真が大きかったり、解説も見やすく、ほんとに「目で見てわかる」本だと思いました。

 

写真で分かりやすく測定工具の基本から測定方法までを学びたいときに、選びたい本です。

 

かけだしの検査員の方にも、充実した内容になっているので、おすすめです。

 

加工現場の測定作業 ここまでわかれば「一人前」 (日本語) 単行本 

著者 福西成人

発売日

2013年3月26日

出版社 日刊工業新聞社

検査員でも良く使う測定工具、ノギス、マイクロメータ、ブロックゲージ、ダイヤルゲージなどの測定作業について基本的な名称や使い方が載っている本です。

 

とくに、現場加工の製造者の方におすすめです。

 

加工現場の教育でも役に立つ測定工具の「チェックシート」が付いているのですが、機械加工においての測定作業に関するチェック欄も設けてあります。

 

現場では、測定をしながら機械加工をしていくと思いますが、そういった場面で測定作業をするときの写真がたくさん載っていました。

 

どうやって測定工具を当てるのが正しいのか?

 

どこに注意したらいいのか?

 

測定に夢中になると周りが見えなくなることもありますが、機械から離れて見なければ分からない気を付けるポイントも、写真と解説分かりやすく知ることができます。

 

危険を避けるためにも大事ですよね。

 

測定器の使い方と測定計算 (でか版技能ブックス) (日本語) 単行本 

著者 ツールエンジニア編集部

発売日

 1988年9月1日

出版社 大河出版

三次元測定機を使うようになったら、必ず必要になる本だと思って買ったのですが…。

 

この本が必要になる前に、私は会社を辞めてしまったので、使うことはありませんでした。

 

しかし、これから三次元測定機を使うという方にはすごく役に立つ本だと思います。

 

【品質管理・QC】編

図解 基礎からわかる品質管理 単行本

著者 市川 享司 
発売日

2011年11月11日

出版社
ナツメ社
品質の資格も取ることになっていたので、この本をインターネットで探して中古で買いました。

 

本屋さんで他の本を一度買ったのですが、文字が多すぎて挫折…。

 

中古でしか見つからなかったのですが、図解に惹かれて買ってみたら、本当に見やすかった。

 

問題も付いているので、知識の定着にのためにも解くことができます。

 

図解 基礎からわかるQC七つ道具 単行本 

著者 市川 享司 
発売日

2012年1月24日

出版社
ナツメ社

「図解 基礎からわかる品質管理 」と一緒に中古で買った本。

 

魚の骨のような形「特定要因図」の仕組みから作り方も載っていて、私が実践で習ったことの復習に役立ちました。

 

こちらも、文字量が割と少なく、表や図、挿絵があって分かりやすい本です。

 

問題も付いています。

 

このシリーズは、小説よりも漫画で学ぶ方が理解しやすい私にとっては、とても読みやすく理解しやすい本でした。

 

文字情報が苦手な方におすすめです。

 

 

【機械材料・金属材料・その他】編

トコトンやさしい機械材料の本 (今日からモノ知りシリーズ) (日本語) 単行本 

検査員にとって、製品の材質を知ることも必要ですよね。
 
図面を読んで材質が何かを知るのはもちろん、どんな処理をしなければならないのか、その処理がきちんとしてあるのかのチェックも行います。
 
その材質がどんな性質を持つかを知ることは、検査をする際にも役立ちます。
 
ちなみに私は、製品の冷却の処理をしていましたが、上司に説明されてもノートに書いても理解に時間がかかりました。
 
それで、この本を読んで見たらもう少しだけ分かった気がしました。
 
機械材料で使用する材質について全般を知りときときに、おすすめです。
 

トコトンやさしい金属材料の本 (今日からモノ知りシリーズ) (日本語) 単行本

金属全般について、どんな成分で作られているのかとかが知れる本。
 
鉄について学んだときに復習のために読んだりしていいました。
 
どの材質がどのくらい配合されているかによっても硬さが違ってくるみたいです。
 
金属加工で使われる材料の種類や性質全般の知りたいときに、おすすめです。
 

トコトンやさしい計量の本 (B&Tブックス―今日からモノ知りシリーズ) 単行本

これまで検査員をしておきながら検査のことなんて自分から勉強することなんてありませんでした。
 
しかし、上を目指すなら、検査の全般のことを学ぼうと思って買った本です。
 
世の中にはいろんな検査があることを知れる本です。
 
図と文字で紹介されているので、文字が苦手でもまぁまぁ読みやすいと思います。
 
世の中にはいろんな検査が知りたい方におすすめです。
 

職種は同じでも業界がちがうと使う検査の機械も違う。

機械検査のために買った本の写真3

職種はおなじでも業界が違うと、使う機械も違ってきます。

 

私の場合は、そんな転職でした。

 

職種は同じ検査員。

 

だけど、ステップアップの転職だったので、検査する製品の単位も細かいし、使う道具もそれに合うように精密になっていくんです。。

 

しかも、精度が高い精密機器になると、それを保管できる専用の場所が必要になってきます。

 

常に、湿度を温度が20度に保たれている部屋で保管しなければならない。

 

 

前の会社にいたときの、検査員として品質に向き合ってきた経験は役に立ちましたが、検査器具を使ってきた経験なんて、ほとんどなくてもよかったかも…という感じがしました。

 

 

例えば、「ノギス」という長さを測るための道具は前の会社から使っていたので、問題ないと思っていたのに、

 

新しい業界では、ノギスの4つの使い方をフル活用することになって、

 

「わたし、ノギスの一部の機能しか使っていなかったんだ…。」

 

って落ち込みました。

 

それに、何と言っても、図面の読み方が難しい!

 

入社してからすぐに、図形の読み方のテストがあったのですが、図形の消えた空間を想像してどの方向から見たらこの形でとかを想像しながら答えを選ぶテストなんて初めてやったくらいに時に勉強なんてしてこなかった…。

 

今まで使ってきたものは、ノギス、ハイトゲージ、投影機、荷重機、くらいでした。

 

図面を読むのが遅くて、測定にも時間がかかってしまい、周りにも迷惑かけていました。

 

しまいには悔しくて泣いたこともありました。

 

「経験者だよね?」

 

って驚かれたくらいです。

 

そのくらい、製品の検査の仕事って、業種によって違うんです。

 

 

最後に勤めていた会社は、中途採用で経験者として採用されました。

 

製造部門には、まだ若い男子も2人くらいいました。

 

その方たちは、12年とまだ入社してからは短い方です。

 

私よりも先輩ですが…。

 

製造部でも、ノギスやマイクロメータなどの検査器具を必ず使います。

 

それから、図面も必ず理解しなければ物は作れません。

 

製造部でも部門が分かれていますが、基本的な図面の読み方や道具の使い方を勉強しなければ仕事に影響を及ぼします。

 

私は、転職が決まったあと、すぐに大きな本屋さんに行って、、関連本を10冊くらい購入しに行きました。

 

買った本の合計額は2万円くらいしたと思います。

 

こういうのって、お金には代えられないところがありますよね。

 

ほしい本が書店にないときは、あとから中古の本をネットで探して購入もしています。

 

コロナ渦の最中でしたが、やる気だけはありました。

 

(基本的に形から入りたいタイプ)

 

 

私は職場に持って行って、よく使っていました。

 

私の上司も、私が買って持って行った本の中から分かりやすいのを探して説明してくれたりもしました。

 

その時、製造部の若い子にも、同じ本を見せて説明したりすることもあったんです。

 

でも、その子たちは、自分たちで買って持ってくることはないんですよね…。

 

私の上司が、こういう本さがしたり買ったりするといいとアドバイスしているのを聞いたりもしたのですが、

 

そういったことはまったくしていなかったので不思議でした。

 

もしかしたら、買って家で読んでいるのかもしれないですが、

 

でも、「職場で困ったときに開くのにいいよ」と私の上司からも言われていたのになぁ…と思いつつ、

 

「この本、貸してあげようかなぁ…」なんて、考えたりもしていました。

 

 

機械部品の製造って、本当に細かい。

 

ほんとに、職人技です。

 

向き不向きもありますが、何十年かかって一人前になるものです。

 

検査員も同じですが、とくにそう思いました。

 

で、いつもその子たちが苦戦していたのを思い出します。

 

失敗して、怒られて、また失敗して、怒られて…

 

困ったことがあったときは、私も一緒になって協力しましたが、

 

隣の部署でみていて日々感じていたことは、加工現場って厳しい…ということでした。

 

実際に現場で仕事として図面を読んだり物を作ったりすることって、学校で学ぶこととはまた違います。

 

私が読んで分かりやすいと思った本を、私から積極的に紹介すればよかったなぁと、いまでも少し後悔しています。

 

自動車部品製造業界で検査で使っていたもの

単位:0.01ミリ

  • ノギス
  • ハイトゲージ
  • 投影機
  • ピンゲージ
  • アールゲージ
  • スキマゲージ
  • 二次元の画像測定機
  • 治具を使った選別

 

図面は一枚(だいたいそれで収まるから)

下請けなので他社で作られた図面や検査法に沿って検査するのが基本でした。

 

治具業界での検査で使っていたもの

単位:0.001ミリ

  • ノギス
  • マイクロメーター
  • ダイヤルゲージ
  • デジタルコンパレータ
  • ブロックゲージ
  • 工具顕微鏡
  • 万能則長期
  • 真円度測定機
  • デジタル則長期 
  • 三次元測定機

だいぶ、使用する検査器具や、機械が違ってきます。

量産品と、一点物の時点でも、ビジネスモデルが違いますね。

 

図面は1枚~100枚以上(上限なし)

どんな検査をする治具を作るかによって全然違う。

 

会社にあった設計部署が書いた図面をもとに検査することが多かったけど、他社の部品を仕入れる場合はその他社の図面を使う。

 

会社の体制によって違うのかもしれません。

 

動体視力を良くするために工夫したこと2つ

ある記事で見たことがあるのですが、検査員の目視ミスを防止するために、動体視力を鍛える訓練を行ったところ、ミスが減ったということがあったそうです。

 

私もその記事をみて、確かに動体視力を鍛えていろんな場所の違いに気が付ける用になりたい!と思いました。

 

それて、取り入れたことは、2つあります。

 

1:視力をよくする本でストレッチ

1つは、視力をよくする本を買って読むことです。
 

いつも使わない目の筋肉を使うので、視力がよくなりやすいというものです。

 

本のページをめくって眺めながら、目の筋肉を鍛えたり、ストレッチしたりできるんです。

 

この本では28ページにもわたって、自然風景や外観の写真、植物や動物、物の写真などが載っています。
 
ページによって、どこを鍛えているのかは違ってきます。
 
遠くを見たり、近くを見たりしてピントの調節をする写真もありますし、目で物を追っていって動体視力を鍛える写真もありますよ。
 
28日間が1セットとなっているので、毎日1ページづつ開いて眺めるだけでOKなんです。
 

 

何よりも、自然や動物の写真が多いので、ただ何となく眺めているだけでも癒しになる本です。
 

私の場合、いつも近くばっかりを見ているので、遠くの方を見たり目をストレッチさせたりすると、視力というよりも「視界」がはっきりするような感覚がしました。

 

目の疲れにも、おすすめの本です。

 

2:脳トレゲームで鍛える

2つ目は、遊びながら鍛えれるゲームアプリ『PEAK(ピーク)- 脳トレ 』です。

PEAK(ピーク)- 脳トレ

PEAK(ピーク)- 脳トレ
開発元:PopReach Incorporated
無料
posted withアプリーチ

ゲーム感覚で、動体視力などを鍛えることができるアプリです。

 

ほかには記憶力など総合的に脳を鍛えられるので、私はこのゲームを選びました。

 

スマホで簡単にできるので、私は通勤時にこのアプリでトレーニングしていました。

 

無料の範囲でも十分に、いくつかのゲームが楽しめます。

 

日々レベルアップすることが楽しくて、ハマりました。

 

集中力がいる仕事の方にもおすすめです。

 

検査員ならミスは怖いものです。

 

少しでも、ミスを防ぎたいですからね。

 

 

たとえ短い期間でも経験は無駄ではなかったのか…。

機械検査のために買った本の写真2

ちょうど2020年8月ごろ、就職が決まったとき、入社前に少しでも勉強しようと意気込んで本を買いに丸善まで行きました。

 

その時はコロナが流行り始めた年で、本屋さんには人がほとんどいない状態でした。

 

3時間くらいじっくりと本を選んで、たくさん本を(総額20,000万円)くらい買ってしまったことは、よく覚えています。

 

もう検査の仕事を辞めてしまったので、もう必要がなくなった本は、次に必要としている誰かのために、売ることにしました。

 

 

当時、悩んでいたことは、同じような環境にいる誰かの役に立てるかもしれないと思いました。

 

検査というと、図面の見方や測定の仕方は、実務で教えてもらえることの方が多いです。

 

しかし、実務をやりながら成長してる最中に、こういった本を開いてみると、点と点が繋がったりすることもよくありました。

 

仕事で忙しくて久しぶりに読んでみたら、案外理解できたりすることもありましたし、実務をしながら読むのがおすすめです。

 

今思えば、入社前に意気込んで買った本を何回か読んでいましたが、まったく頭にはいってこなかったですね…。

 

 

機械検査にはじめて携わる方、機械部品の製造部門に入ったばっかりという方に、おすすめの本を紹介してきました。

 

 

現場でも実務で教わるので、わざわざ自主的に本を買って読んでる方は少ないと思いますが、製造部門や加工現場で実際に加工をされる新人の方にも、十分に役立つ本だと思います。

 

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