鉄欠乏性貧血の治療を続けるために大切なこと。
鉄欠乏性貧血を改善するためには、治療を続けることが必要だと実感しています。
健康診断で発覚してから、8年くらい経ちました。
病院に通い始めたら、しばらくすると行かなくなったり、再開したら、また途中でやめてしまう…。
そんなことを繰り返し、現在、また病院に通って治療しています。
貧血の症状がひどかった時は、休日を削ってまで病院に行く気力さえありませんでした。
行く気力がないと、良くなることも、この先ずっとありません。
ですので、治療を続けるために大切だなと感じていることを、体験から考えてみました。
鉄欠乏性貧血の治療を続けるために大切なこと【病院の選び方】
鉄欠乏性貧血を改善するために必要なことは、病院での治療です。
病院での治療はしていても、通院が続くかどうかの問題が出てきます。
通院は、診察や、検査、鉄剤をもらったりすることが目的。
そのためには、病院の選び方は、かなり重要なのではないかと感じています。
物理的に大事なこと3つ
- 病院は、家から近いところがよい (歩いて通えるところなら理想的)
- 駅の利便性が良いところがいい
- 病院の診察の時間帯や、休日が自分の生活スタイルに合っている
土曜日あいているところや、会社帰りでも通える場所にあるなど、生活スタイルに合わせて選ぶのも続けれる要素の1つです。
通院して鉄剤を切らさないようにする為には、家から近い病院、または、通勤がストレスにならない場所にある病院の方が続けやすいです。
先生選びも大事
ホームページに、貧血の治療について書いてあると、理解のある先生だと思います。
鉄欠乏性貧血の治療は、先生によって治療の方法や、期間は違うと思いますが、治療に対応していればどこの病院でも大丈夫だと思います。
私は女医さんが院長の病院を見つけて、現在、その病院に通っています。
通いたくなるお医者さんを見つけたら、気持ちが楽になった
来週に行こう…と思っても、また来週、とどんどん先延ばしになっていく。
なんで続かないの!と、自分を責めてしまうことになってしまいます。
体調が悪いと、心も暗くなってしまいますよね。
思い切って、先生にはなして見たことがあるんです。「貧血と知ってから数年たってるんですが、全然続かなくて…」と悩みを相談しました。
健康診断で行った病院でなくてもいい
健康診断で引っかかった場合に、その病院に行かないといけないかな?と迷いますよね。
受けた病院に行かなくてはならない、ということは無いと思います。
お医者さんとの相性もありますし、自宅からの距離などもありますので、個人の自由で、選んでいいと思っています。
錠剤を継続的に飲み続ける為には、通える距離の中で、ご自身にに合った先生と病院を探してみてはいかがでしょうか。
実際に行ってみないと病院の雰囲気や、お医者さんのことはわかりませので、気になったら、一度は初回診療へ行くのもいいと思います。
気になる病院は、いくつか行ってみるのがいいですよ。
私も、4つくらい行きました。
体験談から考える
慢性的に貧血だとよくある日常
- 体がえらいから、用事があっても体を少しでも休めたい
- 時間ギリギリまで横になっていたら、電車や集合時間に遅れてしまう
- 家から出るのが億劫になりやすい
私の続かなかった、おもな原因
- 鉄剤が苦手
- 錠剤が飲めない(喉を通りにくいので、タイミングが合わないと、飲み込むまでに時間がかかる)
- 貧血は日常的には問題なさそうだから、大丈夫と思ってしまう
- 通院が続かない → 治療が途中で終わる → 意味がない
私の続かなかった原因【症状】
- 病院が遠い為、病院に通わなくなる
- 貧血の症状で起きるのがつらい為、休みの日まで早くは起きれないし、いくのが億劫になる
このループで行かなくなることが多い!
私の続かなかった原因【薬】
- 錠剤が苦手で飲まなくなる(薬がなくなってしまうより前なのに…)
- 飲めないから、飲まなくなって、忘れてしまう
私の場合、これも大きな原因でした。
目的から考える
目的
貧血改善
手段
鉄の錠剤を服用
行動
病院に通院すること
【重要な要素 欠点を考えて優先したこと】通院は続けやすさを重視
貧血の欠点は「辛い症状」
- 体がえらくてダウンしているから動けない
- 外に出るのが億劫になって躊躇してしまう
- 体調不良は予想できない
貧血の欠点「辛い症状」を考えて病院を選んでみたら
- 気まぐれで行けなくなる時も、気まぐれで行ける時も、躊躇なく通える距離
- 自宅からの距離が短い
- 駅の近く
- 予約ありでも、予約なしでも、受付してくれるところ
人それぞれですが、私は、通院のストレスがかからない程度で選んでいます。
時間がかかってしまうと、最初から行きたくなくなります。
その行きたくない気持ちになるのを防ぐためにも、1時間以内で自宅に帰ってこれる距離で探しました。
土曜日の午前中もあいている、会社帰りでも通える、など、それぞれの生活スタイルに合わせて選ぶのもいいですね。
通院ができたら、薬を飲み続ける工夫も必要
せっかくいい病院を見つけて、通院できるようになったとしても、薬を飲まなくなっては通院の意味はありません。
薬の飲み方を工夫するのも、通院と同じくらい大切なことだなと実感しています (でも、だいたい忘れる…)。
容量用法を守って飲むのは当たり前のことですが、飲み続けられる工夫が必要だなと感じています。
ごはんと一緒に飲むのが理想です。
ごはんとセットで用意しておくといいですよ。
空腹のときに飲むと、気持ち悪くなってしまう可能性があります。
私は1度、空腹の時に飲んでしまったため、気持ち悪さで一晩中辛い思いをしたことがあります。
「2度と、空腹のときには鉄剤を飲まないぞ!!」と自分に強く誓いました。
治療を続けて、鉄欠乏性貧血を改善するために必要なこと
目的は、鉄欠乏性貧血の改善です。
そのために、まずは治療が必要です。
- 通院が続くようにすることと
- 薬を飲み続けるために工夫すること
が必要だと実感しています。
私は、続かなくて困っていましたが、何とか1カ月に1回くらいは通えるようになりました。
続けられる工夫をするのも、大切ですね。
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