私は、昨年の2021年5月に、簿記3級の資格を取得しました。
簿記検定試験を受けた記事はこちら⇒
3級でしたら、ある程度の電卓でも十分可能です。
なぜなら、難しい問題はありますが、複雑な計算はなく、電卓も四則演算機能(足し算・引き算・掛け算・割り算)しかほとんど使わないからです。
私はとりあえず、簿記検定3級に合格するのが目的だったので、高過ぎない価格と、打ちやすい大きさの電卓を選びました。
実は一度キー配列が合わない電卓をを買ってしまったので、もう一個購入することになったんです。
今回は、キーの配置が違う2つのメーカーの電卓を実際に購入して使ってみたので、感想とどういう方に合っているかをお話します。
この記事では、あくまでも日商簿記検定3級を受験するために必要な、リーズナブルな電卓を探している方の参考になればうれしいです。
(すでに、2級も視野に入れています!という方にはもっと最適なのがあると思います。)
電卓の選び方で重要な事
普段使っている電卓の配列キーチェックしてみることをおすすめします。
なぜなら、私はこれを確認しないで購入してしまい失敗したからです。
2つも買った理由ですが、最初に買った方のキーの位置がなかなか馴染めず、計算ミスが多かったんです。
自宅で普段っている小さな電卓を確認してみると、違う配列でした。
普段から使っている配列に慣れていたなんて、思いもしませんでした。
だって、仕事では職場にあるのをなんとなく使っているだけだし、少しの計算だけにしか使わないから、気が付くことさえなかったんです。
そのため、普段使い慣れていた電卓と似たようなキー配列で、大きめサイズを新たに買い足したということです。
仕方なくといった理由で2個買ってしまいましたが、自分に合うのをが分かったのは大きかったです。
キーの配列で迷っているなら、自宅でもいいですし、会社でもいいですが、よく使っている電卓があるかもしれません。
無意識に使っているのなら、それは使いやすいってことかなと思いますので、それと同じ配列キーの電卓なら使いやすいと感じることができると思います。
私がおすすめする2つの配列キーの電卓
配列キーには大きく分けて2種類あります。
Casio製とSharp製、2つのタイプを購入したのでご紹介します。
シャープ 電卓50周年記念モデル ナイスサイズモデル ゴールド系
キーの配列はそれぞれ違いますが、
大きさや、液晶画面が動かせるところ、裏には滑り止めゴムが付いているところと価格帯が似ています。
最初から、Casio製とSharp製の7000~8000円くらいする本格的なのを買おうか迷っていたんですが、いきなり本格的に高いのを買わなくてよかったぁと思っています。
日商簿記3級の勉強のためでしたら、上でご紹介したお手頃価格な電卓から試してみるのがいいかなと思います。
本格的に上を目指す場合にも、先にお手頃価格の電卓で自分に合った配列を確認してから、高めのを購入しても遅くないと思います。
絶対にあった方がいい電卓の機能
難しい機能とかではなく、シンプルにこれはあった方がいいよねと思ったことが2つだけあります。
①の、滑り止めのゴムが4カ所に付いていることは必須かなと思いました。
なぜなら、電卓を叩いている最中に電卓が動かないからです。
私は家で使うための普段用として、Canon白い小さな電卓を使っています。
これは、裏に滑り止めのゴムがひとつも付いていないので、たたいていると電卓が滑って移動していくんです。
家計簿や、簡単な計算にしか使わないならこれで十分なんですが、たくさん計算する簿記の勉強には不向きだと実感しました。
②の、液晶パネルの角度を変えられることは必須ではありませんがあると便利な機能です。
見やすい位置に、液晶画面の角度を調整したいときあるんです。
また、試験日には試験会場に持ち運ぶことになるので、液晶パネルを倒して平らにすることで鞄のなかでもかさばらす持ち運びやすかったです。
電卓選びを失敗して分かったこと
電卓選びを失敗して分かったことは、
- 合う電卓を選ぶと計算がしやすい
- 合わない電卓を使うとミスが多くなる
ということです。
合わないキー配列の電卓を使っていると、0を押したつもりが、ACを押してしまい画面が0になってしまったりと、タッチミスが続きます。
慣れていないからですよね。
問題集を解いているときに、合計の数字が何回計算しても答えと合わないこともありました。
答え合わせのとき、仕分けの数字は合ってるのに、それとは別に合計だけおかしな数字になってたりもしました。
身近でよく使っている電卓を参考にするのがいいと言いましたが、実際には、電卓をたたいてみないと分からないこともあるんですよね。
電卓をたたくだけでも、まだわからないこともあったりします。
実際に、合計資産表とかの長い計算をしてみないとわからない。
(私はそうだった…。)
使っていたら慣れないキーにも慣れるかな~と思ってもいましたが、
試しに電卓を新しく買ってみたら、慣れているキーの方が間違う回数も少ないことに気が付きました。
どうやら指が慣れている配列を覚えているみたいで、慣れるものでもなさそうだと感じ取りました(私の場合は)。
慣れないのを使い続けても、計算を間違える確率も増えるし、タッチミスも多くなって、結果ミスが増えやすくなるだけなのかもしれません。
電卓の配置による計算ミスや、タッチミスは制限時間にも影響してきます。
最初から計算し直さなければならないですから、気が遠くなってしまいますね。
タッチミスも多くなって、結果ミスを減らすためにも、配列キー選びは重要です。
まとめ
キー配列で電卓操作は違ってきます。
簿記3級の勉強や試験でも、慣れている電卓やそれに似たキー配列の電卓を選ぶ方が、タッチミスも少なくなって勉強の効率も上がりますよ。
迷っているときは、身近にある電卓で、よく使っている電卓を参考にしてみるのがいいと思います。
たまにしか電卓を使わなくても、指が覚えていて無意識のうちに慣れている電卓があるかも知れません。
私が購入したカシオ製とシャープ製の違う配列キーの電卓は、
12桁で液晶画面も大きめで、角度も変えられるので見やすいです。
なによりオシャレで、どちらのデザインも気に入っています。
どちらも高すぎることもないので、買いやすいかなと思います。
簿記の試験が終わっても、そのまま家でも使えますし、会社でも使うこともできます。
もし必要なくなれば、欲しい方に譲る方法もあります。
日商簿記3級の勉強や試験のための電卓選びに、参考にして頂けたら嬉しです。