日本ではあまり貧血(鉄欠乏性貧血)について知る機会は少ない気がします。
私のように、健康診断の血液検査で初めて発覚………という方も多いのではないでしょうか。
では、日本以外の国では、貧血(鉄欠乏性貧血)のことについて、どういった風に教えられて、どんな対策をしているのか、気になります。
今回紹介する本で、貧血(鉄欠乏性貧血)の問題は、日本だけでなく世界的にも問題になっていると知り驚きました。
興味がありましたら、ぜひ、御覧ください。
| 著者 | 山本佳奈 |
| 発売日 | 2016年4月20日 |
| 出版社 | 光文社 |
貧血を中心に医療全般について研究している、女医さんが著者の本です。
著者の先生は、
妊娠を考えているすべての女性に読んでもらいたいくらい、貧血は恐ろしい深刻な病であることを知ってもらいたいと
伝えられています。
著者の先生は、妊娠を考えているすべての女性に読んでもらいたいくらい、貧血は恐ろしい深刻な病であることを知ってもらいたいと伝えられています。
貧血の深刻な問題について、データや実例を通して詳しく知れる本です。
女性の現在と将来、また、自分のことにプラスして、将来生まれてくる赤ちゃんのこと、お子様が赤ちゃんから成人と成長していく過程、それ以降も一生にわたって鉄分は必要であるため、子育てしている親御さんも含めて、全ての年代の女性におすすめです。
どんなことが知れるのか?
- 元素「鉄」のメカニズム
- 貧血のメカニズムから
- 胎児から大人に成長するまでで大切なこと
- 美容と貧血の関係
- 大人になってからの女性の貧血
- 妊娠と貧血の関係
- 日本と世界の貧血事情
- 妊婦さんの悪阻と鉄の錠剤との関係
- 胎児への影響
- 子供の成長と貧血
- 貧血の常識が違っている?
- 貧血の治療のこと
などなど、おもに、鉄欠乏症貧血について専門的で深い内容です。
女性の一生の中で、どんな時期に、どのくらいの貧血になりやすいのか?
鉄不足はとても深刻な問題なのかが、データや実例を通して詳しく知れる本だと思います。
読んだ感想
特に、最後の方の内容で、世界でも日本でも、貧血の改善に対する対策をどんなに国が施していても、実際に回復する方は少ないということに、鉄不足はとても深刻な問題なのだということがひしひしと伝わってきました。
貧血を甘くみてはいけないなと、真剣に考えさせられる内容でした。
先生は、『貧血の教育が必要である』とも言われています。
『全ての世代に、貧血の知識は必要』なのだとも言われています。
確かに、義務教育で、貧血に関すること深くを学ぶ機会はなかったなと。
私が思っていた貧血は、立ち眩みのことだよね?というレベルでした。
だから、貧血持ちの先輩に「ミニちゃん、それ貧血の症状に似ているから貧血だとおもうよ?」と教えてもらっていたのに、疑って病院に行くこともなかったんですよね…
私も、私の親世代も、そんな教育をされてきていたら、もっと早くその症状は貧血なんじゃないの?と気がついて病院に入っていたかもしれません。
私も貧血が良くなるまで、真剣に取り組まなければいけないと心を改められる内容だと思いました。
私は現在貧血の治療中です。
鉄剤もサプリなどを選択する権利があるのは、自分自身だけです。
鉄剤の注射も1回だけ打ったことがありますが、現在は経口摂取で鉄分補給をしています。
鉄剤が苦手ですが、口からの摂取で十分に鉄分は補給できるということを知ってからは、あらゆる方法を探しながら頑張って口から鉄分を補うようにしています。
後で後悔しないように、こういった知識をもっと早く知りたかったです…。
おわりに
日本と世界での鉄分の普及率の違いや、どれだけ貧血の改善が難しい状況にあって、深刻な問題になっているのかを知ることができる本だと思いました。
貧血に悩んでいる方でも、そうでなくても、一度手に取ってみて頂きたいです。